そとでひきこもる

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キャプリーンと新日本プロレス

 

先日紹介したテルボンヌジョガーズ。

 

その時、同時に購入したのがクールデイリーシャツ。

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一見するとユニクロあたりで980円で売られてそうなTシャツですが、そこは天下のパタゴニア。曲がりなりにもキャプリーンなので強気な価格設定。

 

そもそもキャプリーンはパタゴニアが展開する化繊アンダーウェアのシリーズで、

その歴史は古く、なんと36年前の1985年に誕生しています。

 

キャプリーンは個々の製品に細かい違いはあれど、軽量で保温性、通気性、吸湿発散性に優れているのが特徴。

また、今まではポリジン防臭加工が施されてましたが、2019年にはリニューアルされて軽量耐久性抗菌防臭加工技術HeiQ(ハイキュー)*1というジャンプあたりで連載されてそうな素材が使用されてます。

 

そんなキャプリーンですが、とにかくラインナップが複雑でややこしい。

結局どれを買ったらいいかわからなくて志半ばに断念した人も多いのではないでしょうか。

 

キャプリーンが新日本プロレスだとすれば、前田、長州、藤波がミッドウェイト、サーマルウェイト、エア。

一方、2019年に新しくラインナップされた今回のクールシリーズは、さしずめ闘魂三銃士。ライトウェイト、デイリー、トレイルは蝶野、武藤、橋本。

 

ライトウェイトは非常に薄手でパタゴニア製品の中でも最軽量のベースレイヤー。

吸湿発散性と速乾性に優れ、これからの暑い時期にはぴったりのモデル。まさしく夏男と呼ばれる蝶野正洋

トレイルはクールモデルの中で一番厚手で、多少の保温性を求めたい時に重宝できる。

他の二種類は若干のアンダーウェア感があるものの、トレイルに関してはこれ一枚着ても違和感がありません。

これはミスターIWGP橋本真也にふさわしい。

 

そしてデイリー。

デイリーはクールモデルではちょうど中間。名前のとおり、日常使いで着るには便利なシャツ。

とは言え、日常以外のランニングや登山でも活躍できるので万能なモデル。

武藤敬司とムタを同時期に使い分けたり、新日から全日へ移籍した挙句、社長にまでなってしまう。ナチュラボーンマスター武藤敬司はクールデイリーであり、クールデイリーは武藤敬司なのです。

 

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ちなみにキッズモデルのみ展開されているキャプリーンはシルクウェイト(健介)。

 

 

*1:HeiQはスイスの繊維技術企業で、アウトドアリサーチのマスクなんかにも採用されてたりします。こんな記事もありました。

HeiQ ViroblockがCOVID-19を引き起こすウイルスの防護試験に成功 | 株式会社共同通信社