走らないけどテルボンヌ・ジョガーズ
パタゴニアの名品テルボンヌジョガーズ。
そろそろ夏に向けて薄手のパンツが欲しいと思い、以前から気にはなっていたものの見て見ぬ振りをしていたテルボンヌジョガーズ。
最終的にはノースフェイスのエイペックスフレックスパンツと悩んだ結果、ノースフェイスはレビューがほぼなかったので信頼と実績のパタゴニアを購入しました。
重さはSサイズで実測値157gと非常に軽く、ほどよいストレッチ性があります。
また、DWR(耐久性撥水)加工が施されているので小雨ぐらいだったら何のその。
ウエストはヒモで調整するアナログ式。
裾はリブなので足首はすっきりとしたシルエットになってると思います。
ただ、個人的にはもう少しリブがきつくてもいい気がします。カナヘビぐらいなら簡単に侵入してくるかも。
一応はテーパードスリムを売りにしてるらしいのですが、履いてみてもそういった印象が感じられないです。
そのあたりはノースフェイスのほうがしっかりと棲み分けができてるんじゃないかな。
ポケットは左右に二つと右後ろに一つ。
右後ろはファスナーが付いていますが、iPhoneを縦に入れると頭がはみ出ます。
パタゴニアのデザイナーはきっとiPodで時間が止まっているんでしょう。
ジョガーズって言うぐらいなので一応はランニングやトレイルに特化したパンツなわけですが、一方ではタウンユースにも向いていると評価されてる人たちもいるみたいです。
履いてみてわかったのが、個人的には街着にはあまりおすすめできません。
カラーの違いだったり着こなし方の問題も大いにあると思うんですが、おそらく街で浮くと思います。
ランニングの街コンに参加されてる方ですか?と言われかねないです。
それでも一着は持っていたいパンツなのでした。
コンパクトでかわいいLEDランタン
LEDLENSERのML4というLEDランタンを購入。
本当はGoal Zeroのランタンが欲しかったのだけど、どこにも売っていなくてにっちもさっちも行かなくなって代替として買ってしまいました。
LEDLENSER(レッドレンザー)はドイツのライト専門メーカー。
幅広いラインナップでヘッドランプやら懐中電灯も販売してたりします。
MLシリーズはアウトドアシーンに最適なランタンで、ML4の一つ上はML6があります。
本体重量は71g、防塵防水性能の保護等級はIP66、点灯パターンは5種類。
上部にあるスイッチを押すたびに点灯パターンを変えることができます。
ローは5ルーメンで点灯時間は45時間。
ミドルは50ルーメンで点灯時間は8時間。
パワーは150ルーメンで点灯時間は2時間半。
ごめんなさい、ブーストの写真が撮れてませんでした。
ブーストは300ルーメンで点灯時間は未公表。
あと一つは点滅です。
消灯後しばらくはほんのり畜光で光ってます。
充電時間は2時間半で、下のキャップを外すと専用の充電池が入ってます。
どうやら通常の単三電池でも使えるみたいです。
充電するには専用のケーブルが必要で、今の時代になかなかファンキーな仕様になってます。
色気づいて暖色系を買ってしまったけど、実用性としては白色だと思います。
チープな財布、Money Card
かれこれ2年ぐらい財布らしい財布を持たない生活をしているわけですが
とは言え、必要なカード類はまとめてthe RIDGEのマネークリップに入れて持ち歩いてました。
おそらく今後これ以上のマネークリップは出てこないだろうと思います。本当に名品。
それほどまでthe RIDGEは使い勝手がいいです。価格がわりとハードですが。
そんな時に目に止まったのがこれ。
アナハイムという日本のブランドが出しているマネーカードというもの。
価格は1,000円ちょっとなので実に良心的。
半透明のフタをスライドさせるとコインケースとなる。
小銭でなくとも、カードであれば3枚収納することができます。
メインのカードポケットはここ。
残念ながらカードは1枚しか収納することができないので、免許証なんかを入れたらもうおしまい。
背面はマネークリップになっていて、このように紙幣が気持ち悪いぐらいにはみ出ます。これには野口英世も苦笑い。
アメリカの紙幣であればちょうどに収まるんですが、なぜ日本産の製品なのにアメリカナイズされてしまったのか。
渡辺直美も渡米するわけですし、アメリカにはきっと何かがあるのでしょう。
使いやすさにやや疑問は残るものの、チープな感じがとてもいいのではないでしょうか。
EVERNEWにはがっかり
最近のエバニューはかなり攻めていると思う。
ガレージブランドが出しているようなニッチな商品を出してたり、チタンシングルマグのデザインやつくりがマイナーチェンジされたりとで購買意欲をあおるような商品が次々と販売されてます。
その中で、衝動的に買ってしまったのがこれ。
NABETSUCAMとTi Storage pot 560。
どっちも人気商品でどこも品切れなようで。
ストレージポットは直火で加熱することができるチタン製の保存容器。
一応は腐っても保存容器なので、申し訳程度にプラ製のフタがついてます。本当に申し訳程度。なめてんのかこれってレベル。
NABETSUCAMはその名の通り鍋をつかむポットリフター。
公式サイトによると家で調理した料理を山の上で温めて楽しむということが可能とのことですが、まず不可能。やっている人がいるとすれば狂ってます。
当然フタの密閉性はほぼなく、液状のものは間違いなく漏れます。
漏れるだけならまだしも、ザックの中でフタが外れてしまった日には目も当てられません。
ザックの底からスープがポタポタと滴り、帰りの道しるべになりますってやかましいわ。
夕飯の残りを保存して翌朝に温め直して食べるっていう使い方も想定できるけど、それであれば調理したクッカーにそのまま保存しておけばいいわけで、正直言って不必要なものです。今後使うことはまずないと思います。
NABETSUCAMはまだ実用性があると睨んでたけど予想以上に大きい。
jindaiji mountain worksのミニポットリフターと比べるとその差は歴然。東洋人と西洋人のそれぐらい違うんじゃないかな。
それに加えてバネ性が強く大きく開いているので収納には不向き。アンチスタッキング。これには近藤麻理恵も苦笑。
重さは85g、フタ込みだと180g。
ちなみにTi570Cupは55g。もちろんハンドルもついてます。
NABETSUCAMの重さは14g。ミニポットリフターは11g。
せめてスタッキング性だけは期待したいところ。
同社のヒット商品、チタンカップ400FDをスタッキング。
フタは閉まってるようで閉まってません。
400FDにmulTiDishを乗せるとこの有り様。いわゆる帯に短し襷に長しってやつでしょうか。
結論、どちらも買って失敗。
あ、路上ライブの投げ銭入れにはおすすめかも。
持ち運びに便利 PBのバイクツールセット
久しぶりに工具を購入。
工具と呼べるほどの工具じゃないけれど、いわゆるミニツールというやつ。
PB(PB SWISS TOOLS社)と言えばスイスの一流工具メーカーで、スイスグリップと呼ばれるハンドルが売りのドライバーやレインボーカラーでおなじみの六角レンチが代表的な製品。
そんなPBの自転車専用工具、PB 470 バイクツールセット。
自転車専用とは言っても、普段の携帯工具としてカバンの中に入れておくのもいいでしょう。
セット内容はというと
- 六角レンチ(5mm)
- ビットアダプター
- マイナスビット(5.5×0.8mm)
- プラスビット(#2)
- ヘクスローブビット(T25)
- ヘックスビット(2,2.5,3,4,6mm)
- タイヤレバー×2
ビット軸は1/4インチのものなので、自分に必要なビットを組み替えてカスタマイズすることもできます。
PB SWISS TOOLS C6-190-2 (PH)プラスビット(ショート)
ビットの使い方はシンプルで、六角レンチにビットアダプター各ビットを装着するだけ。
ビットはマグネットタイプになっているので脱着も簡単。
自転車の簡易的な整備であれば抜けることはないと思います。
カラーバリエーションも豊富で、さすがPBといったところ。
POINT6という靴下
ようやく春らしい季節になってきたので、靴下を新調しました。
POINT6のPop Top II Ultra Light Crew。
このPOINT6の靴下は実店舗で取り扱っているところがほとんどなく、いろいろなアウトドア用品店に鬼のように電話してしまいました。あのときは本当にごめんなさい。
POINT6ってのはもともとスマートウール創業者であるデューク夫妻が、より高い品質のウールソックスを作りたいと立ち上げたブランド。
ブランド名のPOINT6は欧米人の平均体温である摂氏37度=華氏98.6度をキープすることを目的としていて、この小数点6度が名前の由来だそうです。
POINT6のWOOLとは...
世界には数百種~3000 種ともいわれる羊がいます。食用に適した種、羊毛が人気の種と種類によって特性が異なり、産地もオーストラリア、ニュージーランド、フランス、アルゼンチンなど様々です。諸説ありますが、羊毛としては『メリノ種』、特にニュージーランド産が高品質として認知されています。
POINT6では、このニュージランド産の中でも特に高品質のウールのみを生産している、限定された契約牧場から仕入れされたウールを使用しています。ニュージーランドメリノを採用している一番の理由は羊毛の綺麗さ、細さ、丈夫さにあります。ニュージーランドでは、夏は山岳地帯で放牧し、冬に低地で放牧します。(高地では食用の草を多く必要とせず、低地だと多く必要)これにより、過度の食事をしないため、毛が太く育つことを防ぎます。
また、夏冬がしっかりあるニュージーランドの山岳地帯で育った羊毛は、過酷な環境に耐えることが出来ている証拠です。気候的に湿度もあり、砂漠気候ではないため、毛が汚れる=傷む事も防ぎます。
POINT6では、細番手(12〜24マイクロン)=ファインメリノウールのみを使用しています。
通常ファインメリノウールと言っても、全く同マイクロンの繊維のみを抽出することはできません。実際には、平均値としてのマイクロンで使用するケースがほとんどです。しかし、POINT6はこの繊維のバラつきがソックスの品質を落とす(細すぎる糸は弱く切れる可能性があり、太すぎる糸は肌触りが悪い。)大きな原因と考え、手間とコストがかかっても平均値の範囲を狭く限定することでバラつきの少ないより均質な太さの繊維を使用することを徹底しています。
その中でもPop Top II Ultra Light Crewはクッションがなく、薄く軽量なモデル。
シューズとのフィット感が求められ、ペダリングに効率的に力を伝えるサイクリングに最適、とのこと。とどのつまり、自転車乗るときに履けや、っていう靴下。
履いてみた感想としては、Lサイズで27.5cmの足のサイズだとややきつめ。
ポジティブに言い換えれば、フィット感がすごくあるってことなのかな。
厚みが一番薄いウルトラライトなわけですが、やはり生地がしっかりしているおかげなのか靴を履いているとどうしても熱がこもり蒸れているような気がします。
とは言え、通気性がよく汗抜けが非常にいいので表面は基本さらさら。そして何より一日履いていても無臭。
ごめんなさい、うそです。
清潔に思われたくて格好つけました。わりとくさいです。
おそらく足が根本的にくさく、なまじっか一番薄いのでスメルが外部に漏れ出しているのだと思われます。
私のことは嫌いになっても、POINT6のことは嫌いにならないでください。
ただ、メリノウールソックスに共通して言えるのが、値段がべらぼうに高い。
どのメーカーも生地の厚みに比例して金額は上がるんですが、Pop Top II Ultra Light Crewに関しては一番薄いのに一足2,000円を優に超えてしまいます。かなり足元を見られてます。靴下だけに。
タイベックなスニーカー
タイベックと聞いてピンと来た人は情報通か、はたまた登山、キャンプ好きじゃないだろうか。
このコロナ禍において、マスクやフェイスシールドなどの身を守るアイテムが飛ぶように売れる中、防護服も忘れてはいけない重要なアイテムの一つ。
元々、医療や研究施設などの現場で使われてきたタイベックの防護服ですが、新型コロナウイルスが蔓延したことにより注目を集めているのです。
タイベックとはアメリカのデュポンという会社が開発した不織布のことを指します。
ちなみにデュポンはフライパンの加工ではおなじみのテフロンだったり、ネオプレン、ケブラー、クールマックスなどアウトドアで重宝されるものを開発している。すばらしい。
タイベックは高密度のポリエチレン繊維で作られているため、軽く耐久性に優れ、それでいて透湿防水という万能な素材です。
また、ウイルスや微細な粉じんを中に通さず、表面に付着しにくくなっているので世界的に活躍しているタイベック。
医療などの現場のほか、透湿防水なので住宅外壁の下地なんかにも多く使われ、近年だとUL系のキャンパー、ハイカーに好まれていて、テントの下に敷くグラウンドシートに利用されてます。
こんな感じ。
ここから本題。
そんな万能素材タイベックを使ったスニーカーがコンバースから出てました。
ALL STAR CRUMPLE TV HI。
CRUMPLE(クランプル)は「しわくちゃ」とか「クシャクシャ」って意味で、タイベックの質感そのものを表してます。
一応のコンセプトはアストロノート(宇宙飛行士)らしく、タイベックが宇宙服に採用されていたとうい経緯からかな。
タイベックは完全防水ではないものの、多少の雨であれば中が濡れることはなさそうだけど、サイドにある通気するハトメが如何ともし難い。ここから浸水したら元も子もない。
白いスニーカーなので汚れが目立ちそうですが、履いていくうちにシワの部分に味わいが出てくると思うのでそれはそれでいいのではないでしょうか。